ドッグカフェに入店してはいけない意外な落とし穴
2015/07/24 11:00更新
どんなにしつけをしてリードを着用して、マナーを良くしてもドッグカフェに入店してはいけない場合があります!確認してみましょう!

わんちゃんを犬同伴可の飲食店や、ドッグカフェにも連れて行けない場合があります。

それは、過去のデータがあって決められた予防接種がなされていない場合や、周囲に高確率で悪影響を及ぼしてしまう場合です。今回は具体的なケースを見ていきましょう。

 

 

狂犬病等のワクチン未接種

by DarkoStojanovic, https://goo.gl/ICsYvy

 狂犬病の予防接種は、狂犬病予防法という法律によって犬を飼う人すべてに義務付けられています。未接種のままで外に連れて行くのは問題 です。

また、狂犬病対策以外にも、伝染病を予防するためのさまざまな混合ワクチンがあります。法律で定められてはいませんが、愛犬の健康を守るためにも、持病などでワクチンが打てない場合を除き、定期的にワクチン接種を行うといいでしょう。

 

 

ノミ、ダニなどの寄生虫及び感染症 

by PublicDomainPictureshttps://goo.gl/o4UpjN

 ノミ、ダニ、その他の寄生虫がいる場合は、市販の薬を使ったり、獣医師の治療を受けるなどして駆除しておきましょう。 感染症などの場合は、完治するまで飲食店に連れて行くのは控えることです。

 

 

メス犬の発情期(ヒート)中 

byproart , https://goo.gl/NRabdT

 メス犬の発情期中(発情の出血開始日から数えて約4週間の期間)は、まわりに性フェロモンをふりまき、飲食店にいるオス犬を興奮させてしまいます。パンツをはかせても、これを防ぐ効果はありません。メス犬が発情期の間は、飲食店の利用は避けましょう。

せっかくおとなしく過ごしている他のオス犬が興奮状態となって吠え出したり、飼い主でもコントロールできなくなったりするおそれがあります。

 

すでに避妊手術がなされている場合は、メスであっても発情期について気にしなくても大丈夫です。

 

 

さいごに

 これら以外にも、様々なケースが考えられます。それに気付くためには、日頃から愛犬の体調や様子をつぶさにチェックしておく必要があります!

 

 

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NPO法人 日本ドッグマナー協会

NPO法人日本ドッグマナー協会は、全国の犬の飼い主に対して、日々の生活の中で犬と共に過ごすためのマナーの認知を促し、人と犬と一般社会の和やかな共 存関係を普及させることを目的に発足致しました。 愛犬家だけでなく、犬を飼っていない方々や、飲食業、ペット産業各社の皆様にも広くご賛同頂き、より円滑な犬との共生社会の実現をめざして活動して行く所存です。

と共に暮らす上で意識すべきマナーに目を向け、意識の向上と行動力を身に付けていただくことを目的として、ドッグマナー検定を実施しています。

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