ドッグカフェを利用する際のマナー
2015/07/27 11:00更新
ドッグカフェなら何でもOKなの?

「ドッグカフェなら何でもOK」
と思っている方はいらっしゃいませんか?
いえいえ。それは大間違いです。

入店前の準備や席についてからのポイントを守ってこそ、ドッグカフェでも犬同伴可の飲食店でも気持ちよく過ごすことができるのです。

 

 

 

入店前には

飲食店を利用するエチケットとして、事前の準備も大切です。
愛犬の排泄を済ませ、ブラッシングをしておくようにするとよいでしょう。

・排泄 
店内で愛犬が粗相をしてしまっては、周囲で食事をしている方々に迷惑がかかるだけでなく、衛生的によくありません。 お店に行く前に排泄を済ませてから入ようにしましょう。
ただし、だからといって飲食店の前でフンや尿をさせたのでは、お店の迷惑になります。排泄させても良い場所で済ませておきましょう。トイレシートの上にさせて回収するのも良いマナーです。

・ブラッシング 
飲食店の中で愛犬がブルブルっと体を揺すると、抜け毛が舞い散るおそれがあります。その毛がまわりの方の料理の中に入ったり、空中を舞ったりすれば、不快感を与えてしまいます。
愛犬に衣服を着せることも抜け毛対策になりますが、基本は事前のブラッシング。店内で愛犬の抜け毛が飛び散らないよう、自宅で十分にブラッシングをしてから出かけるようにしましょう。

image by pixabay,Alexas_Foto,https://goo.gl/tR3XAJ

また、散歩やドッグランに行った後などに飲食店に入る場合は、愛犬の身体に付着したゴミや枯葉などを、きれいに取り除いてからにしましょう。

 

 

お席でのポイント

いくつかのポイントを意識して利用するだけで、ぐぐっとカフェタイムの質が高まります。


・足元に座らせるのが基本

・リードをはずさず、放さない

・犬は土足であることを意識

・テーブルに前足をかけさせない

・人間用の食器は使わせない

・トイレシートを敷かない

・店内ではブラッシングしない

・人間の防寒用ブランケット(毛布)を使わない

・店内で鳴かせない

image by pixabay,Winsker,https://goo.gl/muJtMH

 

 

最後に

飲食店それぞれのルールを守ること大切ですが、犬用と人用の使い分けを意識して、ステイマットやリード、お洋服を活用しながら、清潔で心地良い時間をお過ごしくださいね。

 

 

冒頭写真出典:pixabay,wemwer22brigtte,https://goo.gl/1LRCEu

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NPO法人 日本ドッグマナー協会

NPO法人日本ドッグマナー協会は、全国の犬の飼い主に対して、日々の生活の中で犬と共に過ごすためのマナーの認知を促し、人と犬と一般社会の和やかな共 存関係を普及させることを目的に発足致しました。 愛犬家だけでなく、犬を飼っていない方々や、飲食業、ペット産業各社の皆様にも広くご賛同頂き、より円滑な犬との共生社会の実現をめざして活動して行く所存です。

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