シニアの愛犬が毎日を快適に過ごすためのお助けグッズ
2015/05/12 11:00更新
長生きするわんちゃんに役立つ介護グッズをご紹介します。

 近年、わんちゃんの食事や生活環境に加えて医療も研究がなされ、病気の予防に前向きな飼い主さんも、ご長寿わんちゃんも増えています。しかしながら人間と同様、わんちゃんも年齢を重ねると色々と不自由なことが出てきます。そんな時に役立つグッズをピックアップしてみました。

 

 

ピルクラッシャー(カッター付)


 シニア犬になると、お薬を飲む機会も増えてきます。 ピルクラッシャーは大きめの錠剤を砕いて粉にしたり、小さくカットできます。お薬を吐き出したりして、ちゃんと飲んでくれないわんちゃんには錠剤を砕いてゴハンに混ぜると嫌がらずに飲んでもらいやすくなります。

※お薬によっては食べ物とは別に摂取する方がよいものもあるので、獣医さんで確認して下さい。

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持ち手付き食器

 食がすすまなくなったわんちゃんや、移動が出来ないわんちゃんには、手で持ちあげて食器に動いてもらいましょう。ストッパーがついているので置いた状態で食べてもズレません。

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ソフトスプーン

 水分の多いものなどをあげる時に使えるスプーンです。柔らかいのでわんちゃんが噛んでも大丈夫です。シニアだけでなく離乳食の時にも使える優しいスプーンです。

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タンカークッション

 介護が必要だったり動かせない時でも、わんちゃんをお風呂に入れてキレイにしてあげたい時がありますよね。そんな時に役立つタンカークッションです。メッシュになっていてお風呂の時にもOK。移動や寝返りの時にも使えるので便利です。

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体位変換クッション

 横になってばかりのシニア犬の姿勢を変えてもらえるクッションです。伏せの姿勢がキープできるので、使わない関節を動かしたり床ずれの予防にもなります。

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体圧分散ローベッド

 シニアには低反発ではなくて高反発の方が体にかかる圧を分散してくれたり、寝返りもしやすくなります。通気性があって洗えるので衛生的な状態が保てます。

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温灸

 最近では、わんちゃんにお灸も珍しくなくなりました。自宅で出来るグッズも販売されています。人とわんちゃんで兼用できるので、もしも、わんちゃんが嫌がってしまった時でも飼い主さんが使えるので無駄になりません。

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さいごに

 元気だったわんちゃんにも介護が必要な時が来ることがあります。寝たきりになってしまったとしても、少しでも快適な生活が出来るよう手助けしたいですね。

 

 

(記事冒頭写真出典:by David Martyn Hunt, "Old English Sheepdog Pippy", https://flic.kr/p/e7ujGA

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ひなほ

3歳の頃から仔犬に混じって育ち、幼稚園前、犬に交通事故から守ってもらいました。十数年間ペットなし生活の後、知人が飼えなくなった巨大ポメラニアンを家族に迎え、ハイパーラテン系の娘・ポメとオフ会を主催したり獣医さんのセミナーに参加したりしています。愛玩動物飼養管理士1級取得。現在は14歳になったポメと19歳の猫と静かに暮らしています。