セキで病気がわかる!?愛犬の健康を守る3つの危険なサイン
2014/09/14 23:59更新
ついつい大したこと無いと思って見過ごしてしまうセキですが、わんちゃんにとって危険なセキもあります。犬のセキについて詳しくなって、愛犬の健康を守りましょう!

1.一ヶ月以上もセキが続いている

 

 この場合は、慢性気管支炎が疑われます。

 この病気は高齢の小型犬に多く発症し、寝ている間に痰がたまるので、朝や夜に痰を出すようなセキをするのが特徴です。

 痰の他にも、食欲がなくなったり、鼻水が垂れるなどの症状が見られることがあります。

 根治は難しく、痰を取る薬や、気管支を広げる薬、炎症を抑える薬などで症状を緩和します。

 

2.運動や興奮したときにセキが出る

 この場合は、ケンネルコフという感染症が疑われます。

 ウイルスや最近の飛沫感染が原因で、1種類のウイルス・細菌からの感染であれば、ほとんどは2週間程度で回復します。

 同時に複数の感染を起こした場合や、免疫力の低い犬が感染した場合、重篤な症状に陥ることがあるので、子犬や老犬がドッグランなどの沢山の犬と接触することは避けたほうがよいでしょう。

 

3.喉になにか引っかかったようなセキをする

 この症状が老犬や、小型犬に見られた場合は、慢性心不全が疑われます。

 重篤化すると死に至ることもある病ですので、セキが出たり、呼吸が荒くなったりした場合は、早めに動物病院を受診し、早期発見を心がけることがなにより大切です。

 

おわりに

 この3つに当てはまらなくても、いつもと違う、不安なセキをしている時は、早めに病院につれていってあげてください。

 いわずもがな、愛犬の異常に気づいてあげることは飼い主の義務です。セキを気にするという些細なことからでも、愛犬の健康を守ることができます!

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さかいりょうすけ

ライター

わんことITをこよなく愛し、オタク目線で犬業界のトレンドを発信します!