わんちゃんにとっても肥満は万病の元! 室内飼いの小型犬は特にご用心。
2015/04/24 11:00更新
食いしん坊のわんちゃん達は「もうお腹いっぱい!」とは言ってくれません。フードやおやつを欲しがるだけ与てしまうと、万病の元となる肥満を引き起こしてしまいます。

わんちゃんは、食べることが大好きです!
ついつい欲しがるからと、必要以上にフードやおやつを与えてしまいがちです。
最近私たちと同じように、わんちゃんにおいても様々な生活習慣病が問題になっていますが、その原因の1つとして肥満があるのをご存知ですか?
今回は、万病の元である肥満について、わんちゃんの健康に及ぼすリスクも併せてご紹介します。

by Angie Tarantino, "sleepy" https://www.flickr.com/photos/roxy314angela/7910299016/

肥満の原因

わんちゃんが肥満になる主な原因として、間違った食生活と運動不足が挙げられます。
おやつ、そして私たち人間の食べものが大好きなわんちゃんは要注意です。室内飼いが多い小型犬は、運動不足になりやすいので気をつけてあげましょう。
わんちゃんが一日に必要な摂取カロリーの目安は、[30×体重(kg)+70]Kcal という計算で簡単に求められます。一般的に市販されているドッグフードに記載されている給餌目安量は、多めにかかれている事が多いので気をつけましょう。

by School of Veterinary Medicine and Science University of Nottingham, UK, "RJN0000PC0088" https://www.flickr.com/photos/nottinghamvets/13557053514

 

ボディコンディションスコア

わんちゃんが太っているか痩せているかの見極めには、ボディコンディションスコア(BCS)を利用します。
犬種や体型によって判断基準は異なりますが、一般的にわんちゃんの外見、あばらや背骨への脂肪のつき具合などから5段階(または9段階)に評価します。
BCS1-2は痩せすぎ、3は適正、4-5が肥満となります。

by Pixabay, http://pixabay.com/

 

肥満がおよぼすリスク

by Rich Renomeron, "Sick of It All" https://www.flickr.com/photos/rrenomeron/8562773205

肥満がわんちゃんに与えるリスクとして、重いからだを支える事による関節などへの負担、肺や心臓など循環器へのダメージ、糖尿病や膵炎などをはじめとする生活習慣病などがあげられます。
また手術の際に使用する麻酔薬の多くは脂肪に溶け込む性質のものが多いので、麻酔によるリスクも上昇します。
たかが肥満とあなどってはいけません! 肥満は、わんちゃんの寿命に関わる万病の元です!

 

さいごに

わんちゃんが肥満になってしまうかどうかは、私たち次第です。
家族の一員である大切なわんちゃんであるからこそ、食生活をきちんとコントロールし、運動不足にならないように注意してあげましょう。
おやつの与えすぎは禁物ですが、わんちゃんとのスキンシップには欠かせません。できるだけ低カロリーのものを選んだり、小さくするなどの工夫をして、上手に利用してみてください。

 

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【獣医師】vet☆sakura

小さい頃からの夢であった動物のお医者さんを本業としながら、主婦・フリーランスライターとして日々奮闘中。

女王様のような高齢ハスキー、食べることが大好きなビーグル、猫2匹と一緒に暮らしています。