トイ・プードルの性格
トイ・プードルは学習能力が高く、しつけやすい犬種と言われています。
感性豊か、穏やかで社交的ですし、人と一緒にいることが好きで愛嬌もあります。
他の犬とも積極的に交流することが多く、活発で活動的です。
体臭が少ない、しつけやすい、可愛らしい顔つきなども相まって、人気の高く初めて犬を飼うときに薦められることも多いです。
毛色による性格の違い
一般的には上記のような性格と言われるトイ・プードルですが、毛色により性格に違いがあることも知られています。
例えば、毛色がブラックのトイ・プードルは最も頭がよく落ち着いています。飼い主が大好きで、しつけもしやすいそうです。
シルバーは独立心旺盛、レッドは活発で人懐っこい、アプリコットは繊細、ホワイトは頭が良く慎重、などが挙げられます。
それでも環境などにより個体差はあるので、参考程度でわんちゃんをよく気にかけて挙げてくださいね。
トイ・プードルのしつけ方
今まで見てきた通り、トイ・プードルはとてもしつけ易い犬種です。
トイレトレーニングは子犬期に行うため難しいこともありますが、トイ・プードルは吸収が早くすぐ行動として現れます。
ただし、頭が良いため人によっては自分より下の順位と見なし、わがままを通すことがあります。
具体的なエピソードを見てみましょう。
敏感に自分の立場を感じ取る
今回は自分勝手な行動が多く、散歩に連れて行っても指示に従わなくなったトイ・プードルのしつけに関するエピソードです。
生後2ヶ月から飼い始め、5カ月ごろからケージの中でストレスサイン(脚を噛んだり、しっぽを追いかけたりする)が見られたそうです。
そのストレスを緩和させるため、好きなように行動させ、甘噛みについてもしつけなかったとか。
これは生後間もないトイ・プードルの接し方を、何度か変えてしまったために起こりました。
生後5ヶ月までは色々と不安定ではあるので、リードを付けて散歩をするなど主従関係を示すしつけを行ったら改善してきたという結果となりました。
さいごに
トイ・プードルの性格としつけ方をご紹介しました。エピソードに関しても、鈍感な犬種なら起こらなかったかもしれませんね。
しつけがしやすいとは言え、主従関係ははっきりさせておく必要がありそうです。
そうすれば、明るく活発で人懐っこいトイ・プードルは、あなたと良い関係を築いてくれるでしょう。
山下暁久と申します。ワンちゃんだけではなく、動物全体が大好きです。
わくわく動物ランドやどうぶつ奇想天外をよく見ていました。
本当は動物行動学を専攻したかったのですが、理系の教科が壊滅的に不得意だったため、泣く泣く断念しました。
うそです。動物行動学が好きなのは本当です。関連書籍を楽しく読んでいます。