ミニチュア・ダックスフンドのかかりやすい病気とその予防法をお伝えします。
独特の体型とその性格に由来し病気になりますが、どちらの病気も健康管理をしっかりして予防していきましょう。
独特な体型のため椎間板ヘルニアになりやすい
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ミニチュア・ダックスフンドの胴長で短足のかわいらしい体型は、背骨への負担が大きく、他の小型犬より椎間板ヘルニアの発症率が高いと言われています。
椎間板は背骨である脊椎に存在し、クッションのような役割を果たしています。
椎間板ヘルニアとは、この椎間板が本来あるべき場所から飛び出してしまい、脊椎の神経を圧迫することで痛みや麻痺などの症状が現れます。
日常生活からちょっとした注意を
ミニチュア・ダックスフンドは活発な犬種です。
好奇心も旺盛なので、猛ダッシュもしがちですし遊びも知らず知らずのうちに激しくなりがちです。
それでも、椎間板ヘルニアの予防のために、1時間を目処に意図的に休憩させるようにしましょう。
また、フローリングは滑りやすいので腰への負担になるので、マットを敷くなどの対策が必要です。
太らせないように体重管理をする、腰に負担をかけないよう段差を避ける、正しい抱っこの仕方で抱き上げるなど、日常生活のちょっとしたことで予防していきましょう。
いくら食べても痩せてきたら要注意
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ミニチュア・ダックスフンドは、とても食欲旺盛で何でも美味しそうに食べます。
そのため、糖尿病にかかりやすい犬種です。
糖尿病は、すい臓から分泌されるインシュリンが少なくなり、血糖値が高くなることにより発症します。
食欲があり食べているのに、体重が減少し痩せていくなどの症状があったら糖尿病を疑いましょう。
糖尿病は、白内障や再発性皮膚炎などの合併症も引き起こす可能性があり、早期発見・治療をしたい病気です。
食事管理と運動管理で肥満にしない
人間と同じく、糖尿病の予防は健康管理が一番です。
飼い主さんのコントロールが大切で、ダイエット用のドッグフードを与える、適度な運動をさせるなど注意していきましょう。
今はミニチュア・ファックスフンド用のドックフードもありますし、かかりつけの獣医さんとよく相談して決めるのがいいでしょう。
活発だからこその食欲旺盛なので、運動をさせないと肥満になってしまいます。
椎間板ヘルニアの予防と併せて、総合的に予防してあげてくださいね。
さいごに
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ミニチュア・ダックスフンドは好奇心旺盛な犬種です。
散歩も大好きなので、その性格を活かし体に負担のない運動をのびのびとさせるといいですね。
あなた自身も一緒に楽しめると習慣になるんじゃないでしょうか。
椎間板ヘルニアも糖尿病も、どちらも健康管理が大切です。
ミニチュア・ダックスフンドと楽しく暮らすためにケアをしっかりとしてあげましょう。
山下暁久と申します。ワンちゃんだけではなく、動物全体が大好きです。
わくわく動物ランドやどうぶつ奇想天外をよく見ていました。
本当は動物行動学を専攻したかったのですが、理系の教科が壊滅的に不得意だったため、泣く泣く断念しました。
うそです。動物行動学が好きなのは本当です。関連書籍を楽しく読んでいます。