ヨークシャー・テリアを飼うためには、性格としつけ方を知っておきましょう。エピソードを交えてご紹介します。
ヨークシャー・テリアの性格
ヨークシャー・テリアに限らず、ジャック・ラッセル・テリアやスコティッシュ・テリアなどのテリアグループの犬種は、勇敢で負けん気が強い性格をしています。
ヨークシャー・テリアもそうです。
小型犬ですが番犬としての適性もあり、警戒心が強いので自分のテリトリーをしっかり守ろうとします。
キツイ性格とも言われますが、飼い主に対しては甘えん坊で愛情深いです。
賢くエネルギッシュなところも、ヨークシャー・テリアの性格の一部です。
by pixabay, https://pixabay.com/ja/
ヨークシャー・テリアのしつけ方
ヨークシャー・テリアは利口でしつけやすい犬種ですが、一方で興奮しやすく知らない人に攻撃的に吠えることもあります。
負けん気が強く利口なので、甘やかすと自分が優位な立場になろうと唸ったりすることもあります。
これらはしつけによって改善されますから安心してください。
ヨークシャー・テリアには強いリーダーシップで、あなたが飼い主だということを態度と行動で示す必要があります。
運動や散歩が好きな犬種なので、そのときもあなたがリードしましょう。
そうすれば、きちんと主従関係が把握できるので、飼い主と信頼関係を結ぶことができます。
次に具体的なエピソードを見ていきましょう。
by pixabay, https://pixabay.com/ja/
一貫した主従関係が信頼関係になる
今回は吠え癖があり、甘噛みが本噛みにまで発展してしまった3ヶ月のヨークシャー・テリアのしつけに関するエピソードです。
普段は遊ぶ場所と排泄場所が仕切られているサークルで飼っており、最初は飼い主が仕事から帰ってくるとよく吠えていたそうです。
それから、機嫌が悪いと甘噛みが本噛みにまで至ったそうです。
手に口を突っ込んだりしても、その場限りで根本的な解決にはならなかったとのことです。
わんちゃんの生後3ヶ月というと、まだほとんど何も知らないような状態です。
早い時期にわんちゃんの親兄弟から引き離されると、いくら利口であっても飼い主が叱ってあげなければなりません。
おやつやグッズで一時的にしつけの結果を出すことはできますが、わんちゃんとの、ヨークシャー・テリアとの信頼関係は主従関係です。
普段甘やかしていて、悪さをしているときだけしつけても意味がありません。
毅然とした態度で一貫したしつけを行うことで、3ヶ月のわんちゃんでも徐々に理解しだします。
by pixabay, https://pixabay.com/ja/
さいごに
注意点は色々ありますが、ヨークシャー・テリアは一度教えたルールは忠実に守ることが多い犬種です。
あなたが飼い主であることを示し続けるなど、根気強く付き合うことが大切です。
かわいいあまりに叱りづらいかもしれませんが、そこはわんちゃんのためにも厳格な態度で示してくださいね。
山下暁久と申します。ワンちゃんだけではなく、動物全体が大好きです。
わくわく動物ランドやどうぶつ奇想天外をよく見ていました。
本当は動物行動学を専攻したかったのですが、理系の教科が壊滅的に不得意だったため、泣く泣く断念しました。
うそです。動物行動学が好きなのは本当です。関連書籍を楽しく読んでいます。