トイ・プードルは、その愛くるしい顔と人懐っこくしつけやすい性格で人気の犬種です。
いかにして人間の友達として愛嬌のあるペットになったのでしょうか?
歴史とトリビアについてご紹介しますので、もっとトイ・プードルについて知ってもらえたら幸いです!

まずはプードルの歴史から

 プードルそのものは、フランスが原産です。
しかし、原産となった犬種は中央アジアにいたとされています。
様々な経路でヨーロッパに持ち込まれ、バーベットという犬が現在のプードルの祖先犬だったと考えられています。
「プードル」という犬種名は、ドイツ語の「水たまり、水がはねる」から来ています。
水の中で行動することに優れており、鴨猟の回収犬として活躍したのです。
他にも、軍用犬・盲導犬・番犬・サーカスなどの多芸犬として利用されていました。
これだけ役割が多岐に渡っていることからも、プードルのしつけやすさや頭の良さが分かりますね。

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トイ・プードルが生まれた経緯は?

  プードルはフランスの貴族たちの間で人気になりました。
 16世紀ごろと言われています。
 特に流行に敏感な女性たちが、優雅な愛玩犬として気に入っていたようです。
 ついにはフランスの国犬となりました。
 その頃から、抱き犬として小型化が進められてきたのです。
 そして、トイ・プードルが誕生したのです。
 愛くるしいあの表情は、昔から愛され大切にされてきたからかもしれません。

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プードルのサイズについて

 プードルにはたくさんの種類があります。
サイズの大きい順に、スタンダード・プードル、ミディアム・プードル、ミニチュア・プードル、トイ・プードルです。
最近は、もっと小さなティーカップ・プードルもいますね。
ティーカップに入るサイズですから、成犬でも体高が２３㎝、体重は２キロほどです。

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 このティーカップ・プードルは、食事制限・カロリー制限により作られている場合があります。
健康的に問題がなく小さい犬種ではなく、必要な栄養素を与えられず成長が止まっているプードルなのです。
更に小さいナノ・プードルというプードルを販売している業者もいます。
主要畜犬団体公認の犬種ではないだけに、事前に注意する必要があります。

さいごに

 トイ・プードルに限らず他の犬種でも、人間の都合で改良されるのはよくあることではあります。
特に頭のいい犬についてはその傾向がありそうです。
それでも、健康状態が良好であることが前提です。
これからもトイ・プードルと共に歩んでいくために、人間が振り回さないようにする必要がありそうです。