知っておきたい!愛犬を飼った時の届け出
2015/06/17 11:00更新
新しくわんちゃんを家族に迎え入れることになったら、住んでいる自治体にきちんと登録しなければいけません。今回の記事では、犬を飼う時の届け出について紹介します。

わんちゃんを飼うことが決まったら

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新しくわんちゃんを家族に迎え入れることになったら、住んでいる自治体にきちんと登録しなければいけません。これは、狂犬病予防法によって定められているもので、生まれてから91日以上の犬には、登録と狂犬病予防の注射が義務付けられているのです。登録の期限も決まっていて、犬を飼い始めてから30日以内とされています。お住まいの市区町村もしくは保健所、あるいは市区町村からの委託施設のいずれかで犬を登録して、鑑札を交付してもらうことが必要です。もし、わんちゃんが生後90日以内の場合は、生後90日後30日以内が登録の期限となっています。以前から飼っているわんちゃんが子どもを産んだときにも、生後120日以内に登録が必要だということを覚えておきましょう。一度登録すれば、わんちゃんが生きている限り一生有効となります。費用は自治体等で異なりますが、3000円前後です。

 

狂犬病の予防注射について

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狂犬病はすべての哺乳類に感染することが分かっており、人間もかかってしまう可能性があります。発症すると人間も動物もほぼ100%死にいたる恐ろしい病気です。狂犬病の予防注射は、毎年必ず1回受けなければいけません。生後91日以上であれば受けることができます。ただし、犬の混合ワクチンを受けているわんちゃんは、接種の間隔をあけなければいけない場合もありますので、かかりつけの獣医さんに相談して下さい。すでに登録が住んでいるわんちゃんの予防注射の接種期間は、毎年4月1日から6月30日までの間です。時期が近くなると登録してある住所宛に、自治体等から案内のはがきが届きます。また、狂犬病予防注射を済ませると交付される注射済票と鑑札は、必ず犬につけておかなければいけません。これが守られないと、罰金などの刑罰があるので注意しましょう。万が一、わんちゃんが迷い犬になってしまった場合にも、首輪に鑑札がついていれば飼い主さんの情報が分かるので安心です。

 

住所や飼い主が変わったとき

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登録済みのわんちゃんが引越しや譲渡などによって、所有者の氏名や住所、電話番号などの登録事項に変更があった場合には、30日以内に変更の届出を行う必要があります。変更の届出がされていないと、狂犬病予防注射のお知らせ等が届かない場合がありますので気をつけなければいけません。同じ市区町村での引越しでは、転居届を提出の際に犬の登録変更も同時に行うことができます。事情で飼えなくなったわんちゃんを譲り受けた場合も登録が必要です。届出しなかったときは、罰金などが課されますので注意しましょう。

 

さいごに

自治体への登録や予防注射等の手続きをしっかりと行っておくことは、わんちゃんと暮らすために大切な準備の一部です。わんちゃんも飼い主さんもお互いに心地よく過ごせるよう、万全に準備を整えた状態でわんちゃんを迎えてあげましょう。

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HADAKA DENKYU

北海道を拠点にライター・映像制作をしております。

HADAKA DENKYU 星野です。ミニチュアシュナウザーを2匹飼っています。

ワンちゃん動画を撮ったり、体験ライターをしたり、グルメレポーターをしたり、大自然の中でのほほーんっと暮らしています。

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