「愛犬にかわいい赤ちゃんを産ませてあげたい。でも、いつ交配させたらいい?」
「出産に危険はある?」
愛犬の交配・妊娠・出産は愛犬の体に大きな負担がかかるので、飼い主さんは、さまざまな不安があるでしょう。ですが、愛犬が素敵なパートナーと確実に安全に結ばれて、かわいい赤ちゃんを無事に出産できるように飼い主さんがベストな時期をチョイスしてあげましょう。
この記事は、愛犬の排卵時期を予測するさまざまな方法をご紹介します。
受容姿勢の観察
by Simply CVR, "நாய் வாலை நிமித்த முடியுமா???", https://flic.kr/p/52Mr5n
メスのわんちゃんがオスのわんちゃんを受け入れる際に取る行動や体勢のことを、受容姿勢と言います。この受容姿勢をわんちゃんがとってから、3日目に排卵が起きる可能性が高いと言われています。
具体的な受容姿勢は、オス犬が近寄ってきた時に、外陰部を見せるためにシッポを上げる、オス犬に馬乗りになられてもじっとしている、じっと待っていて相手が近づいて来たら逃げてすぐにまた立ち止まる「じらし」行動をするなどです。
外陰部の観察
by Casey Fleser, "Looking For Clues", https://flic.kr/p/6DLCUu
発情前期に徐々に硬くなった外陰部は発情期になると、最も硬い状態になります。そして排卵後、少し小さくなると言われています。外陰部が小さくなったら2,3日中に交配すると妊娠の確率は高まります。
病院での検査
by www.audio-luci-store.it, "bodycare, clinic, clipboard, doc, doctor, female,", https://flic.kr/p/qLq2BA
病院で排卵時期を調べる方法は主に2つあります。ひとつはスメア検査と呼ばれる膣内の貯留物で調べる方法で、料金も安くわんちゃんにストレスが少ない検査方法です。もうひとつは血液検査で、正確性が高い排卵予測法と言えます。
さいごに
近親間で交配してしまうと、生まれてくるわんちゃんたちが病気や障害を抱えて生まれてくる可能性が高くなります。また、どこのわんちゃんと交配したか分からない状態だと、血統が守られないことはもちろん、病気が移されてしまう危険もあります。
飼い主さんがしっかり大事な愛犬のパートナー選びや交配時期も見極めましょう。
記事冒頭写真出典: BarnImages, https://goo.gl/Yfm6DW
柴犬を一匹、シェパードを2匹飼っていました。
警察犬訓練所でのしつけの指導も受け、犬のしつけや扱い方に関する記事を得意としています。