わんちゃんがケガや病気になってしまったが、高額な治療費の心配により動物病院へ行くことをためらってしまった、という経験はありませんか?
そのような万が一の時に治療費の補償を受けることができるペット保険、ぜひ加入しておきたいですね。
しかし、わんちゃんに適したペット保険をどう選べば良いのかと悩まれている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ペット保険について、選び方のポイントおよび一例としてチワワに適した保険を併せて説明します。
by Hiromi K, "20130829-P8290003 " https://www.flickr.com/photos/100586146@N05/9709442612/
ペット保険
ペット保険会社によって、加入条件、月々の保険料、補償対象などに違いがみられるため、わんちゃんに適したペット保険を選ぶのは大変です。
まず主なペット保険の加入条件として、わんちゃんが健康であることと、一定の年齢制限があることがあげられます。加入が認められても、わんちゃんが健康であることを証明するために数ヶ月の待機期間が設定されているペット保険も多く、その期間内にかかった治療費は補償対象外となってしまいます。
月々の保険料については、500円以下と非常にリーズナブルな設定のものから数千円のものまで、保険会社やプランによって様々ですが、なかには年々保険料が値上がりするものもあるので注意が必要です。
さらに補償対象をみても、普段の通院にも適用するものや、手術や入院のみに限られているもの、また補償対象とならない病気などもある一方で、わんちゃんの死後の経費も対象となっているものなどもあります。
by Laura Ferreira, "China " https://www.flickr.com/photos/prayerfriends/3541023521/
どうやって選ぶ?
では、わんちゃんに最も適したペット保険はどのように選べば良いのでしょうか?
月々の保険料だけではなく、補償の請求が動物病院の窓口でできるか、通院・入院回数に制限はあるか、治療費の何パーセントが補償されるのかなども比較したいところですね。
そこでお勧めしたいのが、いくつかのペット保険について、実際にオンラインで見積もりなどをしてみることです。すると一番最初に入力する項目のうちに、わんちゃんの犬種および年齢が必ず含まれていることに気がつくはずです。
つまり、わんちゃんの犬種および年齢によりおこりやすいケガや病気がある程度予想できるため、それらの病気やケガが補償対象となっているかがペット保険を選ぶ際に最も重要視すべきポイントなのです。
by Amy Widdowson, "Small Friends " https://www.flickr.com/photos/amywiddowson/4820334772
チワワに適したペット保険
では実際にチワワに適したペット保険を選ぶ際に知っておきたい、チワワがかかりやすい病気についていくつかご紹介します。
膝蓋骨脱臼
チワワに限らず小型犬に多い膝蓋骨脱臼では、後ろ足の膝の部分の骨がずれてしまうため、突然歩き方がおかしくなったり痛みがみられます。
症状が比較的軽いものであれば、肥満を防いだり床をカーペットにすることで対応することもできますが、手術が必要な場合には高額な治療費が予想されます。
僧房弁閉鎖不全症
心臓の弁の異常により心臓内を血液が逆流してしまい、咳がでたり運動をしたがらなくなる、高齢の小型犬に多い心臓疾患です。通常は投薬による内科療法が行われますが、症状によっては高額な外科手術が必要となります。
気管虚脱
細い気管が押しつぶされてしまい、咳がでたり呼吸困難におちいる可能性のある病気で、定期的な通院が必要となります。
その他にも、尿路結石症、水頭症、低血糖症、てんかん、眼の病気、骨折などがあげられ、いずれも定期的な通院や高額な手術が必要となります。
チワワの場合、その小さなサイズのおかげで月々の保険料は比較的低く設定されているペット保険が多いので、なおさら補償対象に含まれる病気をきちんと確認したいですね。
おわりに
チワワにこのような病気がかかりやすいように、犬種によってかかりやすい病気はさまざまです。
飼っている犬種のかかりやすい病気、それぞれのペット保険の特徴を理解し、よく考えて保険を選ぶようにしましょう!
小さい頃からの夢であった動物のお医者さんを本業としながら、主婦・フリーランスライターとして日々奮闘中。
女王様のような高齢ハスキー、食べることが大好きなビーグル、猫2匹と一緒に暮らしています。