愛犬が急に吐いちゃった! 犬が急病なのか見極める、3つの嘔吐の種類
2015/02/19 11:00更新
わんちゃんを飼っていると、吐くことがよくあります。これはわんちゃんが持つ性質によるものがほとんどです。今回は、わんちゃんが吐いた場合に、注意すべき点を見ていきましょう。

 わんちゃんを飼っていると、急にわんちゃんが吐いて驚くことがあります。屋外で飼っている場合は、吐いたことに気付かない場合も多ですが、室内犬の場合、部屋が汚れているので、すぐに気づきます。ご主人様と一緒に楽しく遊んでいる最中に、急に吐いてとても心配になってしまうこともあるでしょう。

 今回は、わんちゃんが吐いた際に気をつけるべき3つのことを紹介したいと思います。

 わんちゃんが吐いた際には、あわてずに落ち着いて、この3つのことを思い出してください。

 

白い泡状の液体や黄色や黄緑色の液体を吐く

 このような液体を吐く場合は、それほど心配する必要はありません。わんちゃんは胃液が強いので、空腹状態が続くと、胸がムカムカして胃液を吐く場合があるからです。

 また小型犬の場合は、人間の髪の毛などを誤飲してしまい、それを消化しきれずに吐き戻すケースもあります。

 多くの場合、このような嘔吐が連続することがありません。吐き終わると、わんちゃん自身も何事もなかったように元気にしていることがほとんどです。

 ただし、何度も続けて胃液を吐き、わんちゃん自身に元気がないようであれば、消化器官に異常がある場合があります。その場合は、素早く獣医さんに相談されることをおススメします。

 

食べたものを吐く

 わんちゃんは、食べ物をあまり噛まずに飲み込むように食べます。そのため、あまりガツガツ食べ過ぎると、吐いてしまう場合がこのケースに当たります。

 わんちゃんの祖先の狼は、何日も食糧にありつけない日が続いたかと思えば、獲物をしとめて一気にガツガツ食べると言った生活を送っていました。わんちゃんにも、その名残が残っているのです。

 あまり続くようであれば、わんちゃんの早食いを防止する機能を持った食器が売られているので、購入し、改善させることもできます。

 

吐いたものに血が混じっている

 わんちゃんが吐く状況で、一番、要注意なのがこの状態です。吐いたものに血が混じっていた場合は、すみやかに、獣医さんに相談しましょう。

 また吐いただけでなく、下痢が続いたり、背中を丸めて休んでいることが多い場合(この場合は腹痛を起こしている可能性が高いです)なども、獣医さんに相談した方が良いケースになります。

 

 

 わんちゃんの体調不良は、落ち着いて観察していると前触れに気づくこともあります。寝ていたのに、急に起き出してウロウロ落ち着きなく動き回る。しゃっくりのように何度も、えづくなどがそれです。

 前触れが解れば、あらかじめティッシュを用意して部屋が汚れないように対策することもできます。吐いた後は、わんちゃん自身も、悪いと思っているのか、どこか申し訳なさそうにしています。間違っても、怒ったりせずに、優しくなでてあげてください。

 特に、はじめてわんちゃんを飼う方は、わんちゃんが急に吐くと心配になってしまいがちです。落ち着いて、わんちゃんの状態を見極め、適切な対応をしてあげてください。

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kojikoji

フリーランスのWEBエンジニアとして活動しながら、ブログ「フリースペース」で気になるニュースなどを取り上げています。

愛犬は、黒チワワの「ゆず」です。

小学生の頃から、犬が大好きで、シエットランド・シープドッグを飼っていました。

2人の娘を持つパパさんライターです。

娘が独り立ちしたら、田舎暮らしをして、ボーダーコリーやジャックラッセル・テリアを飼うのが夢です。