アメリカの家庭にみる、子供たちへ教えたいわんちゃんへの接し方☆
2015/03/24 11:00更新
アメリカの家庭では子供は小さい頃からわんちゃん達への正しい接し方を教えられます。誰もがわんちゃん達と楽しく生活するために、わんちゃんへの接し方を再確認してみてください。

わんちゃんに噛まれてしまう被害者の多くは、5歳から9歳くらいの子供達であるのをご存知ですか?
無邪気にわんちゃん達に触れようとする子供達は、時としては、わんちゃんに対して予測不可能な行動をとってしまう存在です。またわんちゃんからヒトへ感染する病気などもあるので、過剰な触れ合いはタブーです。
わんちゃんと幸せに暮らすために再確認したい、アメリカの家庭にみる子供たちへ教えたいわんちゃんへの接し方をご紹介します。

 


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アメリカの家庭では

およそ半数近くの家庭がわんちゃんを飼っているといわれるアメリカでは、子供達も小さい頃から、わんちゃん達への正しい接し方を教えられています。
例えば、わんちゃん達に触る前には必ず「触っても良いですか?」と飼い主さんにまず確認します。飼い主さんからOKがもらえたら、手の甲をゆっくりとワンちゃんに近づけにおいをかがせてあげ、大丈夫そうであれば優しくなでる、という順番を守ることはとても大切です。
わんちゃんが嫌がる行動(走って近づく、大声をあげるなど)や、わんちゃんの表情やしぐさから、そのわんちゃんがどのように感じているかなどを、子供達に気付かせてあげるような会話もよくみられます。

 


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わんちゃん達を守るために

このようにアメリカの家庭で小さな頃からわんちゃん達に対する“エリート教育”が行われる最大の理由は、犬による噛傷事件の多くの被害者が5歳から7歳くらいの子供達であることがあげられます。
実際に動物病院で働いていた時、飼い犬が子供を噛んでしまったから犬を安楽死して欲しい、という相談は頻繁にありました。多くの場合は、大人が目を離さなかったり、子供達がきちんとわんちゃん達への接し方を知っていれば防げたことです。
つまり、わんちゃん達を守るためにも、わんちゃん達への正しい接し方を子供達に伝える必要があるのです。

 


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子供達への伝え方

一番大切なのは、家庭で親が子供達にきちんとしたわんちゃん達への接し方の見本を見せることです。食事中には絶対に手を出してはいけない、おもちゃで遊んでいる時に口の中のおもちゃを無理やり取らないなど、当たり前のことをきちんと守ることがとても大切です。
またアメリカでは、わんちゃん達への正しい接し方を子供達に教えようとする社会的な取り組みも見られます。アメリカ獣医師会やアメリカケンネルクラブ、アメリカ動物愛護団体などを始めとする様々な団体が、子供向けのわんちゃんへの正しい接し方などを紹介する塗り絵絵本などを制作および販売しています。
日本でも近年、行政や獣医師会などが主体となって子供達を対象とした動物愛護教室が全国各地で開かれていますね。小学校への出張教室などもあるようです。

 

さいごに

子供たちにとって、わんちゃん達はかけがえのない最高の友達となります。私達大人がルールを守ってわんちゃん達へ接し、子供達へのお手本を見せることから是非始めてみてください。

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vet☆sakura

小さい頃からの夢であった動物のお医者さんを本業としながら、主婦・フリーランスライターとして日々奮闘中。

女王様のような高齢ハスキー、食べることが大好きなビーグル、猫2匹と一緒に暮らしています。