車が大嫌いなわんちゃんや足腰の弱った高齢のわんちゃんを動物病院に連れて行くことは、飼い主さんとわんちゃん、どちらにとっても大変です。
最近アメリカでは、そのような飼い主さんのニーズにこたえるために、車で自宅まで来てくれるモバイルペットクリニックの人気が高まっています。
日本の一般的な獣医さんによる往診とは異なる、モバイルペットクリニックについてご紹介します。

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動物病院へ行くストレス

わんちゃんを動物病院へ連れて行くことを大変に感じる飼い主さんも多いと思います。
特に、動物病院までの移動、待合室での待ち時間や他のわんちゃん達との接触は、わんちゃん達だけではなく飼い主さんにとっても非常にストレスです。
わんちゃんの不安を少しでもなくしてあげようと、動物病院へ来るためにわんちゃんに薬を飲ませるなど試行錯誤する飼い主さんも多くみかけます。

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モバイルペットクリニックとは

このように様々な理由で動物病院へ行くことが大変な場合に頼りとなるのが、獣医さんによる訪問診療です。
しかしアメリカでは、日本のように獣医さんがバッグ１つで訪問診療を行っている動物病院はあまりありません。
その代わりに悩める飼い主さん、わんちゃんの救世主的存在としてアメリカで人気があるのが、自宅まで来てくれるモバイルペットクリニックなのです。

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車の中に動物病院？！

モバイルペットクリニックの多くは、前もって予約を行うと、獣医師と動物看護師の２人が小型のキャンピングカーのような車に乗って家まで来てくれるというシステムになっています。
一歩車の中に踏み込むと、診察台はもちろん、レントゲン設備、検査機材、手術設備など一般的な動物病院に劣らない設備が目に付きます。
車内では、ワクチン接種や健康診断はもちろん、避妊・去勢手術、デンタルクリーニングなどが受けられ、その場で必要な薬も処方してもらえます。
モバイルペットクリニックの特徴として、獣医さんが飼い主さんのわんちゃんだけにかかりっきりになるため、飼い主さんがより満足できる診療を受けることができます。

 

さいごに

わんちゃんや飼い主さんの負担を減らしてくれるモバイルペットクリニックは、わんちゃんとの生活をより快適にする素敵なアイデアだと思います。
日本でも実際に診療車による訪問医療を実施している動物病院がいくつかみられます。都市近郊部ではスペース的な問題もあり難しいと思いますが、モバイルペットクリニックが増えることを期待したいです。