英ブリストル大学獣医学部のニコラ・ルーニー博士によると、わんちゃんは孤独に耐える事が苦手なのだそうです。放置される時間が長いと「うつ気味」になってしまう恐れがあり、お留守番の最中には寂しそうに歩き回ったり、何時間にもわたって遠吠えをしたり、自虐行為をしてしまうわんちゃんもいたそうです。
では、長期旅行に出かける際に愛するわんちゃんを孤独にさせないためにはどうすれば良いのでしょうか。
ペットホテル
by Anthony92931, "Petsmart, Yorba Linda", http://goo.gl/ZVhhIb
ホテルと言うと、閉鎖的な空間に閉じ込められる印象があるかもしれません。しかし、それは誤解です。
ホテルによって差はありますが、職員の方が散歩に連れて行ってくれたり、他のわんちゃんと遊ぶ事が出来るフリースペースなどもあります。また、トリミングサロンや動物病院を両立している場所は、そのサービスを受けられるところもあります。
店舗によってサービス内容が異なるので、予め検索して目星を付けておくのもよいかもしれません。
参考サイト:dogcafe.jp/hotel/
ペットホテルの検索ができます。
ペットシッター
日頃から住み馴れている自宅に来てくれるペットシッターさんは、心強い味方です。しかし、信頼できるシッターさんに頼むことができれば良いのですが、
仮に留守中に何かあった場合は心配です。そんなときも対応できる保険に加入していて、信頼できるシッターさんが登録しているペットシッターの会社なら安心して預ける事ができるかもしれません。
訪問時の愛犬の写真と、ご飯・お散歩・トイレの状況などと一緒にメールで報告をしてくれるサービスをしてくれるシッタ−さんもいますので、愛犬の状況が出先で確認できて安心出来ます。
参考サイト:http://www.pet-ss.com/
お近くのペットシッターさんを検索できます。
知り合い
by Edralis, "Human sleeping on a bed with a dog", http://goo.gl/Zzr7KJ
一番信頼できるのは近所の人か、泊まりに来てくれる知人です。
しかし、どのくらいの期間お留守番をさせてしまうのか。考えると、近所の人や知人に頼むのも、気が引ける場合もあります。また、長期の旅行から帰ってきた時にどの程度のお礼をするべきなのか、悩むところでもあります。
また、わんちゃんがその人に慣れていないと逆にストレスになってしまう場合もあります。
さいごに
一緒に連れていく事がわんちゃんにとってストレスにならなければそれが一番良い方法ですが、環境が変化する事は、わんちゃんにとって最もストレスになります。また、移動手段によっては、わんちゃんを慣れさせなければいけない場合もあります。
わんちゃんの性格に合った方法を選んで、寂しい思いをさせないように努めてあげましょう!
記事冒頭写真出典:ドッグトレンド編集部 撮影:Kumi Ohgiya ココちゃん(メスの6才)
佐藤亜貴子です。
ライターとしてはまだまだ未熟ですが、
わんちゃんとのイベントやわんちゃんについて調べたり、自分で飼っているわんちゃんと体験したりすることが大好きです。
我が家のわんちゃんは、12歳のおばあちゃん犬ですが、まだまだ元気です。
お散歩も1日2回たまに走ったり、ゆっくり歩いたりとかなりのマイペースですが、
そんなお散歩タイムが大好きです。