わんちゃんは遊びが大好き!愛犬との遊びの時間は、互いの絆を強める大切なひとときです。
でも、ただ楽しく遊ぶだけだと主従関係が崩れてしまい、飼い犬が言うことを全くきかなくなってしまった!なんてことになってしまいます。そんなことにならないために、どんな方法で遊べば良いでしょうか?
今回は遊び初めや遊び終わり、実際に遊んでいる最中に気をつけるポイントをご紹介します。
遊びの始めに気をつけるポイント
by cocoparisienne, http://goo.gl/stVblZ
愛犬が大好きな遊びを、愛犬が遊びたいときに、愛犬が喜ぶ方法で行うこと、実はこれがNGです!
遊びを始めるときは必ず飼い犬にせがまれてからではなく、飼い主さん主導で始めるようにしましょう。また、「遊ぼう!」などのお決まりの掛け声を決めているなら、メリハリのある遊び方ができて遊びの時間は特別で大切なひとときになります。
※ 愛犬との主従関係がしっかり出来てからは、すぐに遊び始めてあげても良いでしょう。しかし、決定権はしっかり飼い主さんが持つようにしましょう!
遊びの終わり方で気をつけるポイント
by Mdk572, http://goo.gl/2ECWlE
遊びの始め方同様、遊びを終える時も飼い主さん主導でやめてください。「終わり!」などの合言葉を決めておくと、メリハリがついて愛犬もあきらめやすくなります。
遊びで使用したおもちゃは、必ず飼い主さんが管理するようにして、リーダーであることを示してください。
※わんちゃんは一人遊びも大切です。一人遊び用のおもちゃは置きっぱなしで構いませんが、必ず飼い主さんが管理するおもちゃも作っておきましょう。
では、実際の遊びの状況を想定してみましょう。
引っ張り合いっこ遊びで気をつけるポイント
by U.S. Air Force photo/Airman 1st Class Anthony Sanchelli, "dog bite", http://goo.gl/XfLfIF
わんちゃんの大好きな遊び方の一つに、お気に入りのおもちゃの引っ張り合いっこがあります。口にくわえたおもちゃやロープなどを、飼い主さんが取ろうとすると必死にくわえて離しません。無理やり力づくでおもちゃを取り上げてしまうのは可愛そうですが、引っ張り合いっこの遊びを終える時は必ず飼い主さんがおもちゃを取って、わんちゃんの届かない所におもちゃを置いて終わるようにしてください。
そうすることで、飼い主さんが主導権を握ることが出来ます。
ボール遊びで気をつけるポイント
by Pipsimv, http://goo.gl/NY840n
わんちゃんがボール遊びを始めたくなると愛くるしい表情でお気に入りのボールを加えて、飼い主さんの所に走ってきます。ボールをポトッと置くと、「早く投げて!」とおねだりの吠え声を上げますが、この時に飼い主がすぐにボールを投げるのはNGです。
この場合は、少し無視をしてください。少しして愛犬があきらめた頃に、ボールを投げるようにするなら、遊びの主導権は飼い主さんが持つことが出来ます。
さいごに
愛犬に厳しくするのはもちろん重要ですが、褒める事も忘れないでください。悪い事は叱り、良い事は褒める。これによってわんちゃんに善悪の基準が出来ます。しっかりアメとムチを使い分ける事で、お利口さんなわんちゃんに育てましょう。
(記事冒頭写真出典:Pipsimv, http://goo.gl/NY840n)
柴犬を一匹、シェパードを2匹飼っていました。
警察犬訓練所でのしつけの指導も受け、犬のしつけや扱い方に関する記事を得意としています。