愛犬のご飯タイムは、実はとっても大事なしつけの時間です。「生きるのに不可欠なご飯をリーダー(飼い主さん)からもらっている!」と、ちゃんと思えるワンちゃんはお食事以外の時も、飼い主の言葉をよく守るお利口なワンちゃんに育ちます。また、食事のしつけはワンちゃんの健康にも作用するもの!ポイントを押さえて、今日から試してみてください。
① ご飯のタイミング
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あまり気にしていない飼い主さんがほとんどですが、愛犬のごはんの時間帯が飼い主さんと近い場合、食事のタイミングは非常に大きなカギになります。
必ず飼い主さんが食事を済ませてから、愛犬にご飯をあげるようにしてください。
愛犬にご飯をあげてから、飼い主さんが食事をしているとわんこは「自分の方が上だ!」と、勘違いしてしまいます。
② 「待て」「ヨシ」のしつけ方
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子犬の時から、食事の時間にしっかり「待て」を教えましょう。初めのうちから長い時間「待て」をさせる必要はありません。一呼吸おくぐらいの短い時間「待て」と言って食べるのを制するようにしてください。「ヨシ」と言って、食べ始めたら褒めてあげてください。もし「待て」と言っても飼い主さんが制するより先に食べ始めてしまったら、すかさず「ヨシ」と言ってください。この繰り返しで愛犬も「待て」「ヨシ」の意味を理解ができるようになります。慣れてきたら「待て」の時間を少し長くしてみると良いでしょう。しっかりこのしつけができるなら、主従関係を教えるだけでなく、愛犬が口にしてはいけないものを食べそうになった時も、止めることができます。
③ ご飯タイムにうなるわんこのしつけ方
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主従関係がうまく築けていないと、飼い主さんが「待て」と言ったらうなったり吠えたりするわんこがいます。この場合は、愛犬のご飯の器に飼い主さんが手で少しずつごはんを入れて食事させてください。改善が見られるようなら、飼い主さんの手から直接ご飯をあげてください。このようにして、主従関係を教え込むことができます。
④ こぼしたものは食べさせない
最初は食器からご飯をこぼしてしまうかもしれません。こぼれたものは食べさせず、すぐに捨てるようにしてください。落ちたものは食べない、これを徹底して教えられれば、愛犬が道端に落ちているものの拾い食いをしてしまう危険性はなくなります。
最後に
わんこの大事なご飯タイムにしっかりしつけて、愛犬との大切な絆を深めてください。
記事冒頭写真出典:http://goo.gl/v6x5Gq
柴犬を一匹、シェパードを2匹飼っていました。
警察犬訓練所でのしつけの指導も受け、犬のしつけや扱い方に関する記事を得意としています。