「病気??けが??」愛犬の症状に「まさか⁉」な原因【5つの実例】
2015/07/17 11:00更新
わんちゃんの体調不良は病気だけじゃない!意外な原因だったエピソードをご紹介します。

 「様子がおかしい!病気になった?ケガしちゃった?」

 愛犬の不調は、飼い主さんにとって心配なものです。でもその症状、意外な原因があるかも?実際にあったわんちゃんたちの症例をご紹介します。

 

 

子犬が乳がんに⁉

by Michael Day, "Puppy and kitten shop", https://goo.gl/YFQbv2

 3か月の子犬を飼いだした飼い主さん。お腹をなぜなぜ触っている時、突起したしこりを見つけてしまいます。以前に飼っていた犬が乳がんになったこともあり、嫌な予感が走ります。血相を変えて病院に連れて行き、泣きそうな声で「先生、乳がんですか?」と聞くと、獣医さんはあっさり一言。

 

 「これ、出べそですね。」

 

 ワンコにも出べそがあった…

 

 

耳が立たない!

by domeckopol, https://goo.gl/NxnBvs

 シェパードの子犬を飼っていた飼い主さん。成犬になるとカッコいいシェパードも、子犬のうちは耳が垂れてぬいぐるみそのもの。月日が過ぎて体は大きくなるのに耳は垂れたまま。耳が垂れたシェパードなんてみたことがない、と病院に連れて行ったところ、症状の理由にビックリ!

 

「のびのび育っていますね。この子は警戒心がゼロ。犬は耳を立てて動かして、常に周りを警戒するもの。まったく緊張感がないですね」

 

白のテーピングでしばらく固定して、無理やり耳を立たす羽目に。耳が白いシェパード…

 

 

ご飯を食べない!その1

by cherylholt, https://goo.gl/eMDJDV

愛犬が急にご飯を食べなくなってしまったという飼い主さん。元気もなく、大好きだったご飯を食べないのでよっぽどの病気だと確信し、病院へ。そしてくだった診断は・・・

 

「妄想妊娠」

 

このわんちゃんは生理を終えたばかりのメス犬。それがどうもモテないらしく、生理期間中も全くオス犬が寄ってこない!本人は玄関のドアでオス犬を待つも、可愛そうなまでにだれも来てくれなかった…そして、〝妄想妊娠“。かわいそう過ぎる…

 

 

ご飯を食べない!その2

http://goo.gl/oaeV1O

急に愛犬の元気がなくなり、ご飯をまったく食べなくなってしまったという飼い主さん。病院の診断結果は

 

「一時的うつ病」

 

実は、成犬になってから飼いだしたこのわんちゃん。少し前に大きな声で飼い主さんが怒ったとの事。おとなしい性格で、それまであまり怒られたことがなかったのでびっくりしてしまい、精神的ダメージを受けてしまった。とにかく優しくいっぱいの愛で包んであげるという治療薬で、しばらくして元気を取り戻しました。

 

 

びっこを引き出した!

"Smiling_Dog_Face", https://goo.gl/eEHVgC

 急に愛犬が片足を曲げて、びっこをひいて歩くようになったという飼い主さん。病院に行っても理由は分からないまま。数日たっても治らず心配していると、ある日衝撃事実が!家の中から庭にいる愛犬を見ると、普通に元気に走り回っているのです。びっくりして外に出ると、なんとまたびっこをひき始めました。彼の病名はなんと

 

「仮病」

 

だったのです。飼い主さんに怒られたあと、同情してもらおうと仮病を使った模様。足をびっこひいても、飼い主さんが無視していると、あきらめて普通に歩き始めました。この数日後、犬語でこの悪だくみを伝授してもらったのか、隣のわんちゃんも叱られた直後からびっこを引き出した!が、隣の奥さんからすでに聞いていた飼い主さんは、ダマせなかった模様…

 

 

さいごに

 ここであげた症例は、大事に至らなかったかわいいエピソードです。勝手に決めつけず、おかしいな?と思ったら、獣医に相談してください。

 

 

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shiiyan

柴犬を一匹、シェパードを2匹飼っていました。

警察犬訓練所でのしつけの指導も受け、犬のしつけや扱い方に関する記事を得意としています。