室内犬の寒さ対策。冬、わんちゃんの健康のために知るべき5つのこと
2015/01/16 11:00更新
寒くないように、でも暑すぎず。わんちゃんの寒さ対策はとてもむずかしいものです。この機会に、室内犬の寒さ対策の疑問を解決してみませんか?

わんちゃんは寒さに強い?

 わんちゃんは、一般的に寒さに強いと思いわれがちです。しかし室内の温かいところで育ってきたわんちゃんは寒さに弱い場合もあります。

 特にチワワ、ミニチュアダックスフント、プードルなど、 毛が短かいわんちゃん、南国が原産のわんちゃんは寒さに弱い傾向があります。

 体温の低下は免疫力の低下にもつながるため、寒さ対策は必ずしてあげましょう。

 

 

わんちゃんにとっての「適温」

 犬種にもよりますが、わんちゃんにとって適切な適温は18-22℃と言われています。

 人間にとっては少し寒いかもしれませんが、暑すぎるとわんちゃんが熱中症になってしまうこともあるので注意してください。

 水をたくさん飲みだしたり、息づかいが荒くなったら熱中症のサインです。

 

 

ケージの寒さ対策

 まず、窓際にケージを置くのはNG。確かに直射日光は当たりますが、外の冷気を伝えてしまいます。

 理想的なケージの置き場所は壁際。保温のためケージと壁の間にダンボールを入れるといいでしょう。

 それと同時に、ケージの中にもフリースなどの温かい布を入れましょう。

 ケージの上から毛布をかけてあげるとなお暖かくなります。

 

暖房器具の使い方

 暑すぎるとわんちゃんは低温やけどや熱中症になってしまいます。温度調整をしっかり行い、わんちゃんが暑いと感じた時に、逃げられる場所を用意してあげてください。

 また、乾燥にも注意してください。人間と同じで、わんちゃんも乾燥すると、皮膚や気管支に影響が出てきます。加湿器や霧吹きなどで適切な湿度を保ってください。

 

外出時の寒さ対策

 

 また、暖かい部屋から寒い外で散歩に行く時も、要注意です。この時わんちゃんは、大きな温度の変化にさらされることになります。 

 わんちゃんが嫌がらなければ、お散歩のときには温かい外出用のお洋服を着させてあげてください。

 フリースなど、温かい素材のものだとなお良いでしょう。

 

 

 これら注意事項を気にしてあげつつ、わんちゃんと一緒に良い冬をお過ごしください!

佐藤亜貴子

佐藤亜貴子です。

ライターとしてはまだまだ未熟ですが、
わんちゃんとのイベントやわんちゃんについて調べたり、自分で飼っているわんちゃんと体験したりすることが大好きです。
我が家のわんちゃんは、12歳のおばあちゃん犬ですが、まだまだ元気です。
お散歩も1日2回たまに走ったり、ゆっくり歩いたりとかなりのマイペースですが、
そんなお散歩タイムが大好きです。