オレゴン州立大学による飼い主さんが亡くなった後のペットのケア保障
2015/02/16 11:00更新
米オレゴン州立大学獣医学部が、飼い主さんが亡くなった後のペット達のケアを保障するPet Promise Programを発表しました。

 “もし愛犬よりも先に自分が死んでしまったら、わんちゃん達の生活はどうなってしまうのだろう?“という不安を抱えている飼い主さんも少なくないようです。先日、米オレゴン州立大学獣医学部が地元の動物愛護団体の協力を得て、そのような飼い主さん達の不安を解決してくれるペットのケア保障を発表しました。

 今後日本でも同じようなプログラムの実現を期待される、Pet Promise Programについてご紹介します。

 

 

Pet Promise Program

犬 笑顔

by josh,"best friends",https://flic.kr/p/4wkrcq

 

 このプログラムの目標は、“自分の身に万が一の事が起きても、愛するペット達の生活が保障されている”と、飼い主さん達に安心してペット達との生活を過ごしてもらうことです。では、その具体的な内容を説明していきます。

 

 まずはじめに、飼い主さんは、事前にペットを登録しオレゴン州立大学基金への献金を行うか、または遺言書にプログラムへの登録を明記します。すると飼い主さんと大学との間に、“飼い主さんの死後、大学がペットの後見人となる”という法的な契約が結ばれます。

 

 そして万が一の事態の際には、獣医学部のスタッフや学生によりペット達に必要なケアが保障され、また動物愛護協会と協力しペットの新しい家族を探してくれます。さらに必要な費用は全て大学側が負担してくれる為、金銭面での心配もいりません。

 

 

日本での対応は?

by Wagner Cezar,"Amanda e seus dogs",https://flic.kr/p/m3NpGa

 

 日本でも自分の死後にペットへの十分なお金を保証する為に、“ペット信託”という対策をとられている飼い主さんもみられます。しかし、まだまだPet Promise Programのような手厚い保護を貰えるような制度ではありません。

 

 大切なわんちゃん達を守る為に、今後このようなプログラムの制定が日本でも実現することを期待します。

 

記事冒頭出典写真:[by josh,"best friends",https://flic.kr/p/4wkrcq]

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vet☆sakura

小さい頃からの夢であった動物のお医者さんを本業としながら、主婦・フリーランスライターとして日々奮闘中。

女王様のような高齢ハスキー、食べることが大好きなビーグル、猫2匹と一緒に暮らしています。